裏技
その九

自己破産を最大限悪用する方法

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自己破産を最大限悪用する

自己破産は悪用可能!?

借金に困ってどうしても返済出来なくなった場合、「自己破産」という“究極の制度”があることは既に多くの方がご存知だと思います。

この自己破産制度をざっくり説明すると、「裁判所が認めた人はこれまでの借金が全てチャラ」になるというかなり乱暴!?なシロモノで、債務者にとっては夢のような、債権者にとってはまさに悪夢のような制度であります。
今回はこの「自己破産」について取り上げていきたいと思います。

うん!?これのどこが裏技なんだ!とお怒りの方もいらっしゃるようですが、しばしお待ちを。

「借金のプロ」の手にかかれば、この自己破産制度を最大限活用(悪用!?)することが可能になるのです。

ギャンブルや詐欺でも借金の免責は許可される!?

「ギャンブルや詐欺の借金は自己破産が出来ない!」という話は聞いたことがありませんか?前述したように、自己破産は免責が確定すれば借金がチャラになるというやや強引な制度です。

このため法律的にはおおよそ次のような「免責不許可事由」を設けています。

・ギャンブルや浪費による借金
・財産を隠したり、壊したり、勝手に他人に贈与したりした場合
・詐欺的な借入れ
・ローンやクレジットカードで商品を買って安い値段で売ってお金に替えた場合
・破産の申立てをした日から数えて7年以内に免責を受けたことがある場合

要するに、“あまりに不誠実な借金”に対しては、自己破産を申立てても免責が許可されないということです。

しかし、実はこの法律の建前と現実は大きく異なっています。
おかしなことに、

自己破産の申立てをした方の98%以上が免責許可になっている現実があります。
これが何を意味するかというと、現実的には「免責不許可事由」はほぼ機能していないということです。なぜか。これは破産者の立ち直りのために、例外的に裁判官が免責を認める「裁量免責」があるからです。

このように現実は、例え免責不許可事由に該当していても、よほど裁判官の「心証」を害さない限り、十中八九、免責許可されているのです。「借金のプロ」はこのことをよく知っていて悪用しているのです。

次からは実際によくあるケースについて解説します。

破産すると決めたら借りまくれ!

「借金のプロ」は、自己破産すると決めたら行き掛けの駄賃とばかりに、その後もキャッシングやクレジットカードを利用して借りられるだけ借りまくります。
自己破産をするための弁護士費用や自己破産後の当面の資金もキャッシングで賄うわけです。
中には借入れした翌日に弁護士から「受任通知」が届くような、あからさまな人もいます。

そのことについて金融会社が弁護士に文句を言っても、「何か言い分があれば自己破産の債権届けに記入しておいて下さい」と事務的に言われるだけで、全く聞き入れてもらえないことがほとんどです。

そしてそんな借入れであっても、現実は十中八九、免責許可となってしまうのです。

詐欺的借入れも免責許可される!

また、氏名、年齢、年収などを偽った詐欺的借入れも同様です。
金融会社からすれば、お金をだまし取られたというところですが、

「詐欺」として免責不許可を主張することは難しく、現実的には裁判官の裁量でほとんどが免責許可となってしまうのです。

だまされた金融会社もこのことで争っても1円の得にもならないことはよく知っているので、争いになることもほとんどありません。

自己破産は何度でも出来る!

本来、過去に自己破産で免責を受けてから7年以内の破産は免責不許可事由にあたります。しかし、

現実には裁判官の裁量免責で、7年以内の再度の自己破産でも免責が許可されることがほとんどです。

さすがに、5回も6回も自己破産を繰り返しているような人は見たことはありませんが、私の経験では、3回目の自己破産申立てで、前回(2回目)から7年以内なのに免責許可が出た人は見たことがあります。

自己破産しても借入れできる会社はある!

自己破産をすると、いわゆる「ブラック」となって、その後借入れしにくくなると思っている人も多いと思いますが、実際は過去に自己破産をしていても融資をしてくれる消費者金融は数多くあります。

なぜかと言えば、既に他社で複数の借入れがある人よりも、自己破産をして過去の借入れが清算されている人に融資をした方が安全という考えがあるからです。

このような傾向は特に中小消費者金融で強く、いまや中小消費者金融では申込者の7割以上が自己破産した方だとも言われております。実際、免責確定してから半年も経たないうちに、また借金を繰り返すような方も珍しくありません。

このように「借金のプロ」達は、最初から自己破産前提で借りまくって、借入れ出来なくなったら自己破産しての繰り返しをしているというわけです。

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